シュツットガルト・バレエ「眠れる森の美女」11/23 ソワレ(下)
もたもたしていたら、もうオネーギンだ・・・。
今更だけど、第3幕。ですます、だ・である、がいつも以上に入り乱れた文章だけど、そのままいっちゃいます。
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幕が開いて、またしても思わず息をのみました。第一幕の淡くロマンティックな色合いと打って変わって、第3幕は、成熟をイメージさせる原色に近い色合いに。床にはレッドカーペットが敷かれ、2階のバルコニーからは、
劇場の緞帳のようなのカーテンが。結婚式ということで、白いキラキラした感じになるかと思ってたので
ダークレッドを基調とした舞台にはびっくりさせられました。確かにそういうゴージャスさの表現もアリだと。
人々の服装もどことなくエキゾチシズム漂う鮮やかな色彩に溢れている。しかし、あれだけ沢山の人が色んな色の服を着ているのに、トーンが統一されているからだろうか。鮮やかなんだけど、シックで洗練された雰囲気を漂わせている。あと照明も蝋燭風のものがともされていて、全体のイメージとしては夜会・舞踏会が行われそうなかんじ。ロイヤルやオペラ座とは違う、こういうゴージャスさもいいな、と思いました。
そして、オーロラとデジレ王子2人の登場は2階から!まさに本日の主役に相応しい、印象的な位置からの登場だった。これは、この版ならではだよねえ。。その後は、様々なディベルティスマンが繰り広げられる。すでに忘れてしまったものも多いけど、印象に残っているものだけでもメモ。(もう~、、だから早く感想書きたかったのにー)
まずびっくりしたというか笑ってしまったのが、4人の求婚王子が、この結婚式にも参加していること!
「袖振り合うも多生の縁」・・・とは、ちょっと違うけど、どたばたに巻き込まれて一緒に100年近く眠らされる。目覚めたときには、いつしか固い連帯感が。「目も覚めて、めでたいついでですしどうぞよろしければ、姫の式にご参加下さい」って流れ!?1幕では、結構けん制し合っていた王子たちが、仲良く参列し、踊っている。オーロラたちの左右脇に、ちゃんと席も用意されていた・・・気がする。座って観覧したり、時には席をたって、2階バルコニーを歩きながら、他の人の踊り、式の様子を眺めたり。
式の主役(オーロラたち)、参列者、みたりみられたり、出し物をやったり、という関係がなんだか、本当の結婚式みたいで、これもまた新鮮だったー。
出演者も盛りだくさん。一番印象に残っているのは、猫の踊り。いつもなら、「はいはい頑張ってるねー」とわりとクールに流してしまうのに、今回のは、ユーモアがあって、文字通りパンチが利いてて、すっかり楽しんでしまいました。マイベストです。絶妙の間で、頭をばちこーん!可笑しかったなー。
それから宝石の踊りでは、1幕でも目立っていた赤い衣装(だったかな・・?)の人がここでも、微笑ましくなるぐらいアクセントをきかせて踊ってました。アリ・ババと称して海賊風の衣装・踊りの人がいて、これもまた新鮮でよかったです。色白だったなー。アリババの人。
そして主役二人のGPPD。他の人たちが色の洪水、なのにこの2人は、白とパステルカラーを基調とした、ピュアなイメージの衣装。こういう浮き立たせ方もあるのかーと本当に感心しました。アマトリアンの調子がよくないのか、2人の息が合わないのか、一部どきっとさせられる部分もありましたが楽しませてもらいました。
そして、エンディング。カラボスが登場するんですよねー。階下の大団円を見下ろし、虚勢を張りつつも、人間的な感情を滲ませながら何ともいえない表情で去っていく。そのコントラストが見事でした。ジェイソンは、肩幅ががっちりしているから、後姿などは、腰から肩にかけての逆三角形がすさまじく、それだけで「異形の人感」がありありと伝わってきちゃうんですよねー。ほんと魅力的でした。
今年は、私のバレエ鑑賞史(大げさ?)において、眠れる・・・に開眼した年として、記憶に残されるものと思われます。ロイヤルもシュツットも、それぞれのよさがあって、眠りの魅力はおろか、バレエの奥深さも再認識した次第。
ひとまず、以上で完結となるけど、まだまだ想いは熱いので、ぐだぐだ雑談レベルの感想を後日書ければいいなー。


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