2008年12月28日/PARIS(2)
10年ほど前、パリに行った時は、マレ&バスティーユ地区って勢いはあるけど、初心者にはちょっと・・・なエリアというイメージがあった。ので、今回こそはどうしてもマレ地区に行きたかったのん。
エリアに入ると、植え込みが綺麗に整備された、だーれもいない庭が。本当に誰もいないのでちょっと嬉しくなってしまい、その庭と館をバックに思わず全身セルフポートレートを撮影してしまう。今思えば、こんなところで時間をつぶしている場合じゃなかったのに・・・。
マレ地区は、日曜でもやっているエリアとして知られているから、ここに観光客が集まってるのかなー? と思いきや、お昼前ということもあってか、まだ街は静か。午後からオープンというお店も多そうだ。
「パリオペラ座と街歩き」に載っていた、カフェ(サロンドテ?)「ル・ロワール・・・・・・・・・」をちょこっと覗きに。お昼前なのに、店内はすでに人で賑わっている。は、入りたい。。でもここで食べちゃうとマレ散策の時間がなくなってしまうので、泣く泣く断念・・・。お昼は、時間短縮&名物グルメを賞味できて一石二鳥~ということで、ロジェ通りでファラフェル買い喰いすることに決めてたのだ。そんなにお腹もすいてないし。
せっかくミュージアムパスが使えるのだから、、、、と、ピカソ美術館にいくことに。しかし、いたるところにこじんまりとした雰囲気の良いお店が点在していて、思わず足を止めてしまうこともしばしば。オペラ座界隈の雑然とした雰囲気とは、ぜんっぜんちがうぅぅぅ。シンプルながら雰囲気の良いフレグランスのお店があったので、店内に入ってみる。そこで、バラを基調とした香りに、一目ぼれ(目、じゃないけど・・)。ブランド名をみたら、ラルチザン・パフュームだった。「ああ、日本にもあるよね」とは思いつつも、なんだかとても欲しくなってしまう。今回自分のものは買わないと決めてたけど、買っちゃおうかな・・・。と心を残しつつも、フラン・ブルジョワ通りやロジェ通りなどを、さくさくっと歩き流す。
ピカソ美術館へ行く途中に、もう一つ美術館があり(コニャック・ジェ美術館)、そこは無料だとガイドブックに書いてあったので、入ってみる。これが、ジャックマールアンドレ美術館と似た路線で、とっても気に入った。ほわーんとしたやわらかな色彩に満ちた、ロココ~な絵画や調度の数々にうっとりと見入ってしまう。
「エエもんみさせてもらった」という充足感と、「街歩きで冷えた身体には、この優雅な小休止が本当に有難たかった」なんてゲンキンな感想の双方を胸に抱きながら、預けていた荷物を引き取りに受付に行くと、マダムがA4?サイズぐらいの印画紙にプリントされた絵画を差し出した。意図するところがわからず、きょとんとしてたら、「スーブニール」と、ニッコリ微笑むマダム。無料でステキなものを見せてもらった上に、来場者に記念の品まで用意してくださるなんて・・・。驚くやら嬉しいやらで、体温がぶわっとあがる。皆にプレゼントしているものなんだろうけど、なんだか人の優しさに触れた気分になってしまった。寂しくなる暇はないとはいえ、一人旅だと他人との接触がどうしても少なくなってしまうから、こういう些細なコミュニケーションがとても身にしみるのだ。
マダムに出来うる限りの御礼を伝えて、外へ。ピカソ美術館へ急ぐ。このあたり、小道が色々と入り組んでて面白い。そんで、ようやくたどり着いた美術館。ここでは、展示作品そのものより建物に魅了されてしまった。ステンドグラスと鏡を多用した自然光がたっぷり降り注ぐ作りのスペースがあるのだが、そこにさらに虹色の光が白を基調とした壁や市松模様の床に映し出されてとても美しかった。これは、晴れた日ならではのスペクタクルだろう。また、鏡も太って見えたりやせてみえたり、と微妙にゆがんでいて、建物の一部がマジックハウスであるかのよう。写真とっちゃいけないのに、撮ってしまった。。。
作品は、さーっと駆け足で。。細かい理解や解釈はさておき、ピカソの作品が放つエネルギーを体内にチャージ!させてもらった。
ピカソ美術館を出て、フランス歴史博物館へ向かう。しかーし、閉まってる。なんで?なんで?と、ばかでかい鉄扉を試しにひっぱってみるが、びくともするわけがなく。。。腑に落ちないながらもあきらめる。後からガイドブックで確認したら日曜日は14時~だったのだ。それなら、ヴォージュ広場に行っておくんだった。。そうなんです、ヴォージュ広場行ってないんです。マレ地区はあまり下調べをしてなかったから、街のコアがどの部分かを良く把握していなかったのと、バスティーユ劇場に行く30日に再訪するさ!と余裕をぶっこいてたのがいけなかった・・。ヴォージュ広場、いきたかったなあ、、、と帰国後に後悔。
ちょっとがっかりしつつ、ファラフェルを食べに。こちらは人でにぎわってるからすぐにわかった。呼び込みのオッサンが、5ユーロ!5ユーロ!と私に日本語で話しかけてくる。日本人客も多いんだろうなー。無事購入し、その場でさっそく一口いただく。おいちー。辛くないのにスパイシー、な異国の味。野菜もたっぷり入ってるし、これはよいわ。と。その場で全部食べちゃおうかと思ったけど、日本人が数名いて、視線がちょっと気になったので、メトロの駅付近にあった公園で食べようと、小走りで移動する。食べ終えたらメトロに。
メトロに乗ってからガルニエに入るまで何をしてたか思い出せないのだけど(もしかしたらスタバでコーヒー買ってたかも)、ホテルには戻らず劇場へ。
この日は、カテゴリー1で、中央よりのボックス席。3公演目にして、ようやく良席でみることができた!隣とそのまた隣は日本の方だった。話しかけてみようかと思ったけど、観光目的なのかバレエ目的の方なのかわからなかったのでやめといた。。。舞台の感想は以前書いたとおり。アレクサンドロワが本当にすばらしかった。また、舞台全体が見渡せたことで、感動もより鮮やかに。一幕は圧巻のボリューム。果てしなくダンスが続き、永遠に終わらないかと思えてくるほど。はー私、本当にライモンダが好きだわ。次回も絶対パリまで観にいきたい。次はバスティーユでやってくれると嬉しいな。
休憩中は、またもやうろうろ。昨日はアンフィテアトルの座席の並びをチェックしてたりしたので(これをメモった紙を実家に戻ったとき、母に捨てられてしまった。。。唖然とした)バルコニーに出ている人がいたので、「出れるんだ!」と嬉しくなって、私も外へ。寒さが心地よい。幸せだなーなんて思いつつ、さらに探索を進め、あまり人のいないサイド側にある簡素なつくりの通路のようなホワイエのようなスペースへ。人が殆どいなかったので、しばしそこでぼーっとのんびり。
公演終了して、次は晩御飯。昨日の夜から慌しい軽食続きだし、身体も冷えているからなんか温かい汁ものが食べたい・・・・。でも、今からあれこれ日曜に空いてるお店を探したり、フランス語のメニューと悪戦苦闘する気力はありまへん・・・。ということでガイドブックをみて、日本人街にあるうどん屋さんに行くことに。関西風の薄いスープだったのが嬉しい。普通においしかった!同じことを考えた方も多かったようで、お店は大盛況。非常に満足して店を出る。
日本人街を少し散策したが、夜&日曜ということで、ちょっとうらぶれた雰囲気。宿泊の候補にあげたホテルもみかけたが、あまり好きな雰囲気ではないので、このエリアのホテルはなるべく避けようーと思った。
それから、どうしたんだっけ??またモノプリとかに行ったのかな?レシートとかをみればわかるんだけど、いいや、、。端折ろう。
ホテルに戻り、荷物のパッキングを。明日、2件目のホテルにうつるのだ。


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